2018年 08月 14日
ホットヨガ体験記(レベルアップ) |
私は体力と筋力に全く自信がない。
周囲から遅れを取るのが怖くて、疲れすぎて後で動けなくて自己嫌悪になるのが怖くて、
「続ける」ことを一番の目標にホットヨガに通い始めた。
あまり難しいポーズを取らない易しいものを始め、2ヵ月ほど。
慣れてきていたけれどなかなか次のステージに踏み込めずにいた。
そんな時、体験の時に教えてくれた同年代のインストラクターさんと久々に話した。
まだ易しいものばかりやっている旨を話すと、
「これなら絶対いけます!!!」と、体力に自信のない私におすすめのものを細かく教えてくれた。
そのアドバイスを受け、昨日初めてのプログラムに挑戦した。少し強度の高いものだ。
やってみたら、心配していたのが嘘のように、ちょうど気持ちいいくらいの負荷をかけられる運動だった。
体育と違ってヨガの良い所は、もし自分ができない時や疲れてしまった時は休んでいいということ。
体育の「まわりと同じことをしなくてはならない」「休んではならない」という強迫観念と運動を無意識にイコールで考えているが、
ヨガはできなくても、休んでも、怒られることはない。
完璧なポーズを取らなくてはいけない訳ではないのだ。
それがちょうどよく楽しめるコツかもしれないと思う。
最初から完璧にできる訳がない。そこで自分なりに頑張ってポーズを深めていく努力をする。
もしポーズが間違っていたらインストラクターさんが直してくれる。
直してくれてうまくなると、インストラクターさんが軽く褒めてくれる。
前も書いたけれど、ヨガは周りと比べるものではない。
タイムを競うこともない、勝ち負けでもない。
学校教育の体育は試合の勝敗やタイムが重要項目のように行われる。その記録で成績がつく。
周囲と比べることばかり考えてしまう。
2か月ほど軽く易しいヨガばかりしていたが、それは無駄ではなかったし、
その経験のおかげでヨガに慣れ、ポーズが前よりできるようになったのだと思う(同じポーズを行うので)。
前よりうまくできたり、辛くなくなったり、ポーズを深められるようになったりすると、嬉しい。
新しいポーズに挑戦して、なんとかできた時も嬉しい。大きな自信になるし、次のチャレンジが楽しみになる。
ヨガを通じて、人と比べずに過去の自分と比べて自分の成長を感じる感覚を体得できるような気がする。
ヨガは成長だけでなく、自分のコンディションも察知できる。
自分と向き合うには最適の場だと思う。
今日もヨガに行く。
by fuzzdistortion
| 2018-08-14 09:57
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