2018年 08月 01日
認知の歪み/安心(両A面) |
元々そういう気質ではあるが、
疲れてさらに悪化してしまっていた「認知の歪み」。
「認知の歪み」は10パターン。
「認知の歪み」というのは検索すると色々わかりやすいのが出てくるので、
気になった人はよく調べてみてください。
一応とあるサイトのリンクを貼っておく。
「認知の歪み」は10パターン。
1.全か無か思考
2.一般化のしすぎ
3.心のフィルター
4.マイナス化思考(プラスの否定)
5.結論への飛躍
・心の読みすぎ(読心術)
・先読みの誤り
6.拡大解釈(破滅化)と過小評価
7.感情的決め付け
8.すべき思考
9.レッテル貼り
10. 個人化(責任転嫁)
酷く落ち込んだ時、自分の思いを書き出すと、
私の場合は大体これらの要素が当てはまっている。
心身ともに疲れてくるとこの歪みが大きくなり、
歪んでいることに全く気付かなくなる。
私は一緒にいる人が不機嫌そうになると、
自分のせいだと思ってしまう癖がある。
だから自分で相手の機嫌まで何とかしようと空回りしたり(ご機嫌取り)、
不機嫌にさせたと思って自分を責めて泣いたりする。
たまに不機嫌になった相手を攻撃してしまう。
これらは10パターンに当てはめると
「5.結論への飛躍 ”心の読みすぎ”」「10.個人化(責任転嫁)」のせいだとわかる。
私はずっと「相手の気持ちを考えて行動できる」と思っていた。
勘が鋭い時もあり、大体何を考えているかわかっているような気がしていたのだ。
今は「そんなことない、本人が話さないとわからない」と思うようになったが、
その考えはまだ根本から抜けきっていないのだなと、落ち込んだ時にわかる。
”心の読みすぎ”だったのだ。
上手く読める時もあるけれど、
それを過信して、自分に自信がない時は「自分に価値がない」という結論に飛躍したりする。
そしてこのように歪んだ思考に入ってしまった時や
かなり落ち込んだ後に認知の歪みに気付いた時は、
もう何も頭に入らないくらいに悲しくなってしまう。
認知が歪んでいる自分に腹立たしくなる。
しかし完璧な人などいない。
自分の認知が歪んでいたという事実を受け入れてあげないと、
自分を受け入れることはできない。
そして、自分を受け入れないと、万が一誰かから肯定されてもぽっかり穴が開いたままだ。
本当は「認知の歪み」に気付いただけで、前より自分の成長を感じられるはずだ。
「できないこと」を見るのでなく「できたこと」を見る、そうして自分で受け入れてあげないと、
自分の中にうるさい怒りっぽい親がいるみたいで、とてもつらい。
しかし、分かっていてもネガティブモードに入ってしまった時はなかなか脱出できない。
「自分はダメだ」を繰り返す。
そういうときの切り替えのスイッチをたくさん持つようにしたい。
そのスイッチを忘れず、スイッチに頼っていくようにしたい。
今の私の場合は、ホットヨガがそのスイッチにあたる。
先週の酷暑の中ホットヨガに行ったら体調を崩してしまい、
それまで通っていたのだがスケジュールなどもあり1週間ヨガに行けなかった。
そのせいで運動不足になり身体的な疲労もたまり、
精神的なリフレッシュの時間をとってあげられなかったのだ。
ヨガに行ったらとても回復した。悲しいことやイライラしていたこともどうでもよくなってしまった。
喫茶店での一人の時間もスイッチの一つだろう。
そして毎日整った生活をしたい。
決まった時間に起きて寝る、それを目標にしたい。
部屋が汚くなったら心の余裕がないということだ。
心にゆとりを持って、いつでも安心して。
今まで、「自己肯定感が低い」だの「自信がない」だの「不安」だの言ってきたけれど、
それって「安心していない」ということなのだと思う。
「自分を好き」になれたらいいけど、まずは「安心」を覚えるのが先かもしれない。
ホットヨガでリフレッシュできるのは、体を適度に動かし、呼吸で落ち着くことができる、
「心安らぐ(=安心)」からだ。
「自分を好き」になるのはハードルが高い。認知の歪みに気付いてもそれを原因に自分を責めてしまうほどだ。
だから、「大丈夫」、「嫌なことは起きない」、「うまくいかなくても私のすべてがダメということではない」、
そんなふうに、安心することを覚えたい。
by fuzzdistortion
| 2018-08-01 22:35
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