2018年 05月 24日
鏡 |
私は小学校高学年の中学受験期に塾の関係でなぜか食事が1日4回になり太り、
中学に入って部活から帰って夕食までの間の一人の時間にお菓子を食べまくり太り、
高校になって少し落ち着くものの結局大学受験期にキットカットとチョコモナカジャンボを食べまくり太り、
(私の通っていた予備校の自販機にはアイスの自販機がありまして……休憩と称しては……その……あの……)
その結果、10代は太っていて、容姿に自信が全くありませんでした。
大学に入り、たぶん20を超えたくらいから、痩せていきました。
今では自分のピーク時の体重より10kg弱痩せていますし、その体重ピークの頃の身長より5cmくらい背が伸びました。
身長150cm台の10kgや5cmって意外と大きい気がします。
人からも「痩せたね」と言われますが、何より自分で痩せたなと思っています。
食事制限とかランニングや筋トレなどの運動のような「ダイエットしよう!」みたいなダイエットは続かないので、
私はなぜ痩せられたのだろう?と考えた時に、一番思い当たるのが「全身鏡」です。
それまで我が家には全身を映せる鏡がありませんでした。
いつだったか分からないけど、大学の途中で全身鏡を買った記憶があります。
それでファッションセンスもちょっとまともになり、
(高校までは上下ガチャガチャとか色合いがすごいこともあった。若いからしょうがないけど)
自分の全身を見る機会が増え、
何らかの意識が上がり、自信がついたのでしょう。
それまでは「どうせ太いからな~」ってある意味何でも着てたのが、
「この方が細く見える」と考えて着られるようになったし、
着ようと思ったコーディネートを着てみて
「いや、これは(太すぎて)(センス的に)あかんやろ」ってなったら
もっと良いコーディネートを探せるようになった気がします。
全身鏡で見てから家を出るようになると、
自分の納得のいく形で家を出られるので、外見の自信につながりました。
たぶんそういうことがじわじわ効いて少しずつ痩せたような気がします。
何の話をしようとしているかというと、内面の自信も「鏡」が必要なのかなと思いました。
昨日、(ちょっと怪しく聞こえるかもしれないけど)『自分に自信をつける最高の方法』という本を読みました。
最近の私だったらできるだけ避けたいタイプの本ですね。怪しい実用書というか。
でも、Prime Readingで無料だったので、無料ならダメでもいいか~くらいで読み進めていったのですが、
結局最後まで読んでしまいました。中にはワークも入っているのですがハードルが低くてすぐできる。
このような実用書はすぐ読み切ってしまうし、電子書籍向きかもしれませんね。
電子書籍の方がほとんど安く買えるし。
本の宣伝はしたくないのでしませんが、
本を読んで1日経って思い出したのが、前述した私が痩せた理由です。
忙しい日々を送って毎日やるタスクを潰してSNSを見て他人ばかり見ていると、
自分を見る機会が減っているのではないか。
自分の外見を見て私が得られた効果が、自分の内面を見たときも同じように得られるのではないか。
毎日の忙しさにかまけて鏡を見ないとボサボサ髪でヨレヨレの服を着て太ってしまっていることにも気付かないように、
自分の内面を見ることをしないと、自分の内面がそうやってヨレヨレになっていることに気付かないかもしれない。
これからは自分の内面も鏡で全身映すように、見ていこうと思いました。
きっと毎日日記を書いている人はこういうことができているのだろうなと思います。
こういう誰にでも公開するようなブログでなく、ね。
という訳でここ数日は、今まで自分を見てこなかった分将来に向けてゆっくり向き合っております。
自主制作も終わったので、出し惜しみする文章もなくなったし、
文章のエクササイズがてらできるだけ毎日ブログを更新するように努力します。
毎回の短歌は、短歌アカウントを作ったのでそちらで更新しようかなあ、とか検討中。
by fuzzdistortion
| 2018-05-24 18:40
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