2020年 08月 10日
インプットを引きずる癖がある |
前回のブログ更新が5月でした。
6月、7月はずーっと梅雨で湿度が高くて、あまり記憶がありません。
大きな出掛ける行事がないので、節目節目の記憶が飛んでいる部分がありますね。
梅雨明けを待っていたら、意外とさっと梅雨は明け、直後8月になり、世はお盆休みになっていました。
この1年、どんな1年だった?と言われて
何もなかったと思う人と、きちんと自分の生活を送れた人と、別れるんだろうなと思いました。
私の今年の目標の中に「スケジュールを入れすぎない」というのがありました。(https://fuzzor.exblog.jp/239931856/)
これは皮肉にも今の状況では実行できていますね。
しかし自宅(家族コミュニティ)と会社(仕事コミュニティ)の往復だけになってしまった日常はしんどくて寂しく、
一人暮らしを考えるだけ考え始めたりしています。
ヨガやジムやスパも控えて半年ほど(先日大浴場付きの都内のホテルで久々に大浴場に浸かったけど)。
デスクワークの疲労を癒し損ない、「家族の中の私」「○○株式会社の私」という枠からはみ出た
「ただの私」という環境に身を置くことが減って気持ちも癒し損なっています。
「ただの私」であることを、忘れてしまいそうになります。
どんな肩書が外れても私は私であって問題ないということ、
事情があって名字がなくなっても、会社を変えても、引っ越しても、私は私なんですけどね。
先日、適応障害になったという知人から、経験者である私に話を聞きたいと連絡をもらい、電話をしました。
トラウマの部分はあるものの詳細や自分の状態は全然覚えていなくて、
でも、休職当時このブログに綴っていたことがきちんと記録として残っていました。
それを見て、私は本当に自分の思いを文章にすることが好きなんだなと再認識しました。
インプットとアウトプットについては仕事柄悩みもあり、
インプットでパンパンになることが増えました。
私はインプットを咀嚼して自分の意見として発信したいのかもしれないとか、簡単に思ってしまったりします。
今日は映画「この世界の片隅に」を見て、感情がとりとめなくなってしまいました。
ある意味映画は苦手なのです、見ると、その後半日~1日は引きずるから。
大きな感情がたくさん生まれて、どうしたらよいかわからなくなるのです。
うずくまりたいような、じっとしていられないような心地がします。
見栄を張って生きなくていいし、世の中の「成功者」にならなくたっていい、
自分にとってのしあわせを見つけられればいい。
会社で真面目に仕事をしていると自分が求める幸せと上司が求める仕事をすり替えて認識していってしまう癖があるようで
それは会社だけではなくて人といる時も多分一緒で、部活とかもきっと一緒で、
そう思うと私のしあわせって?私がやりたいことって?とぐるぐる考えて、
誰かに私の良いところを釣り上げてもらえたらいいのにとか甘えたことを思ったりして。
自分が本当にやりたいことをやる度胸なんてあるのか?
その見積もりを立てられるのか?
気になったことは全部「やってみたい」けど「極めてみたい」なんて思わないタイプだから
何にもなれないんじゃないか?とか負の自分が出てきたりして。
利害関係のない人たちだけでバーベキューをしたいよ。
クラフトビールなんていらない、アサヒの缶ビールを。金麦だってグリーンラベルだっていい。
自分の世界が小さくたってしあわせな方がよかったのではないか、とか思って、
知らないことのしあわせとかもあるだろうし。
取捨選択をみんながし始めたきっかけや付き合いが断りやすくなったこととしてコロナは良かったと思うけれど、
そんなことより外で遊びたいし出かけたい気持ちの方が当然大きい。
今のままじゃダメだって否定し続けているけど、
人からは評価しかされないで大人になって大人になっても評価され続けるけど、
向上心なんかなくたって、今に満足したっていいじゃないね。
夏目漱石がこころで書いたのは、「精神的に向上心のないものは馬鹿だ。」であって
「精神的」がポイントだな~と思った。
名声に名誉、肩書、違うんだよね。
「目の前の仕事をしていたら今のポジションにいた」って話す会社組織の人、そりゃそうじゃんと思う節があって、
敢えて言うと、従来のレールとは違うレールを走っているだけに見えて、
あまり憧れないんだけど、どうなんでしょう。
とかいって目の前の仕事もできないのは良くないんですけれどね。
p.s.偏見
東京生まれ育ちで他県に帰るところのない都民は、東京から頑なに出ないようにしているのですが、
東京に出てきた人の方が他県への移動を簡単に思っているからなのか、結構他県に移動しているように感じてしまいます。
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by fuzzdistortion
| 2020-08-10 17:08
| ブログ